はじめに
前回の記事では、ソフトバンクのスマホのSIMロックの状態で
乗り換えられる格安SIM会社（MVNO会社）が異なり、
また対処方法が違うことを説明させていただきました。
今回の記事では、ソフトバンクの「SIMフリースマホ」または「SIMロック解除後のスマホ」を使って格安SIMに乗り換える、具体的な方法をご説明いたします。
0. ソフトバンクの違約金（契約解除料）を確認する
ソフトバンクでは多くのプランで、2年ごとの更新月以外で他社に乗り換える場合、違約金（契約解除料）が発生します。
更新月は2年ごとに2か月あります。
いつが更新月かわからない人はMy softbankで確認、LINEで確認、電話で問い合わせるのどれかで確認する必要があります。詳しくは公式HPをご覧ください。
更新月が1，2か月程度で訪れる場合は、それまで待った方がいいかと思います
ただし、3か月や4か月またはそれ以上先になるのでしたら、さっさと格安SIMに乗り換えてしまった方がお得です。
（現在の月額利用料金ー格安SIM会社の月額利用料金）×更新月までの月数
が契約解除手数料（おそらく1万円近く）を上回っているのでしたら、早く乗り換えたほうがお得ですから。
おそらく（プランにもよりますが）月額利用料金の差が4,5千円生じるはずですので、3ヵ月以上更新月が先なら、さっさと違約金を払って乗り換えてしまいましょう。
1. MNP予約番号を取得する
これは、今の携帯の電話番号を変更しないで、維持したまま、他社に乗り換えたい人はやる必要があります。
携帯の電話番号が変わってもいい人はやる必要ありません（多くの人は、電話番号をそのまま使いたいと思いますが）。
携帯電話番号を維持したまま他社に乗り換えるのに必要なのがMNP予約番号です。
MNP予約番号は、今の使っている会社
つまりソフトバンクに連絡して発行してもらう必要があります。
MNP予約番号の発行は、ガラケーの人ならMy softbankから行えるようですが、
スマホの人は携帯電話番号ポータビリティ（MNP）お問合せ窓口に電話して発行してもらう必要があります。
↑個人的に私がソフトバンクにムカついているポイントその１です。スマホの人が簡単に他社に乗り換えられないようにしていると感じてしまいます。ガラケーならmy softbankから簡単に出来るのに・・・
お問合せ窓口への連絡方法は、午前9時から午後8時までの間に
ソフトバンクスマホから*5533 または
一般電話からは 0800-100-5533 へ電話してください。
最初に自動音声で案内があって、途中から対人での会話となります。
＊土日祝日はこのお問合せ番号にぜんぜんつながりません（怒！！！
一度経験したのですが、お問合せの種類によって部門が割り振られているようで、MNP発行のための窓口はかなり少ないのか、休日はどれだけ待ってもまったくつながりませんでした。
↑個人的にソフトバンクにムカついているポイントその２です。他社へ移行するためのMNP発行ですので、そのために人件費を割いても、自社の損失になるだけ→MNP対応の人は最小限にしよう→つながらない人がいて不満に思っても、どうせ他社にいくだけだし、仮につながらなくて諦めたらラッキーという思惑が透けて見えて非常に不快な思いをしました（考えすぎな部分もありますが、ストレスに思ったのは確かです）。
ですので、予約番号の発行は原則平日に行ったほうがいいでしょう。
ソフトバンクショップに行くという記事も見かけたのですが、そこに行ったとしてもMNPの発行には、同じくこの電話番号に連絡する必要があるのではないかと思います（未確認ですが）。
なお、MNP転出手数料として3000円もしくは5000円がソフトバンクから請求されます。
払うのが嫌なら（電話番号が変わってしまいますが）MNPを使わなければOKです。
2. 乗り換え予定の格安SIM会社で手続きをする
今までの手続きはソフトバンクで行います。
これ以降は乗り換え先のMVNO会社で行います。
なお、ソフトバンクには更新月以外で乗り換える人は違約金とMNP転出手数料を払いましたが、
今度は乗り換え先の会社にも契約事務手数料を払う必要があります。
これは乗り換え先へ払う手数料のことです。
ちなみにこの契約事務手数料にかかる費用を抑える方法があります。
それはエントリーパッケージを購入するという方法です。
これについては次回説明させていただきます。
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